住宅の新たな基準「GX ZEH(新ZEH)」とは?わかりやすく解説します!
2025.12.09
こんにちは、東四国ダイケンホームです。
先日、経済産業省より省エネ住宅性能の新たな定義となる
「GX ZEH(ジーエックス・ゼッチ)」が発表されました。
2027年4月から運用開始が予定されています。
現在、国は2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、
住宅の省エネ性能の段階的な引き上げを進めており、
2030年にはZEH水準の省エネ性能が新築住宅の基準になります。
その流れの中で、より高い住宅性能とさらなる省エネ化を目指し、
新たに定義されたのが、「GX ZEH(新ZEH)」です。

◆GX ZEH(新ZEH)とは?
「GX ZEH」は、これまでのZEHをさらに進化させた、次世代の省エネ住宅基準です。
今後は、この「GX ZEH」が住宅性能のスタンダードになっていきます。
ちなみに、「GX」はGX志向型住宅と同じく
グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)の略で、
地球環境への配慮を目指した取り組みのことです。
▶▶「GX志向型住宅」についてはこちらもチェック!
https://h-daiken.co.jp/blog/2874
つまり「GX ZEH」は、これまでよりも一歩進んだ
環境にも家計にもやさしい暮らしを叶える新しい基準といえるでしょう。

◆「GX ZEH」に求められる性能とは?
「GX ZEH」は、性能に応じて4つの区分が設けられており、
すべてに共通して次の3点が求められます。
1:断熱性能の向上
2:高効率な設備システムの導入によって、自家消費エネルギーを大幅に減らす
3:再生可能エネルギー(太陽光発電など)を活用し、年間の一次エネルギー消費量収支をゼロにする
【GX ZEHシリーズ】
●GX ZEH+:一次エネルギー消費量がマイナス
●GX ZEH :一次エネルギー消費量が正味ゼロ~マイナス
●Nearly GX ZEH:一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅
●GX ZEH Oriented:多雪地域・都市部狭小地に建築される住宅
これまでのZEHをベースにしながら
より高い省エネ性能と再生可能エネルギーの活用を重視している点が大きな特徴です。

◆「GX ZEH」で必須となる要件・設備
では、「GX ZEH」では具体的に何が変わるのでしょうか?
求められる要件と、必須となる設備について見ていきましょう。
<GX ZEHの場合>
○断熱等級6以上
○高効率な設備システム・再生可能エネルギー設備(太陽光発電など)の導入
→一次エネルギー消費量削減率を35%以上に(再生可能エネルギーを除く)
→一次エネルギー消費量削減率を100%以上115%未満に(再生可能エネルギー含む)
○定置用蓄電池の導入
○高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入
他にも、EV充電・充放電設備の導入も推奨されています。
これまでのZEHに比べて、より高い断熱性能や蓄電池の設置が必須となるなど、
高性能でエネルギー効率の高い家づくりが求められるようになります。

「GX ZEH」は、これからの住宅性能の新たなスタンダードです。
これから家を建てるなら、2027年以降を見据え、「GX ZEH」対応の家づくりをしておくと安心です。
ZEHビルダーである東四国ダイケンホームでは、
もちろん「GX ZEH」の基準を満たす家づくりが可能です!
これからも最高ランクの性能を備えた住宅を目指し、高性能な家づくりをご提供いたします。
新築をお考えの方、住宅性能を重視した家づくりをしたい方は、
ぜひ東四国ダイケンホームにお任せください!
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