住宅性能における「気密」の重要性とは?
2025.02.13 お知らせこんにちは、東四国ダイケンホームです。
理想の住まいを叶えるために、近年はデザインや間取りに加え、「安全性や住み心地の良さを重視した高性能住宅」を希望される方が増えています。
住宅性能については、耐震性、断熱性のことはよくご存じの方も多いと思います。
しかし、快適な住まいを作るためには、断熱性能だけでは十分とは言えません。
断熱性と合わせて「気密性」を高めることが、重要なポイントなのです。

◆なぜ「気密性」が重要?
住宅の気密性とは、建物の隙間をできるだけなくし、室内外の空気の出入りを少なくする性能のことです。
「C値(㎠/㎡)」という指標で表され、数値が小さいほど気密性が高いことを示します。
建物に隙間があると、そこから空気が出入りして外気の影響を受けやすくなります。
夏は冷房で冷えた空気が外に逃げて熱い空気が入り、冬は暖房で温めた空気が外に逃げて冷たい空気が入り込み、快適な室温を保つことが難しくなります。
つまり、気密性が悪いと夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。
分かりやすい例として、ダウンコートを思い浮かべてみてください。
どれだけ高品質なダウンコートでも、ファスナーを開けたままでは冷たい空気が入り込み保温効果が損なわれます。
しかし、ファスナーをしっかり閉めれば暖かさを保つことができます。
家も同様に、いくら断熱性能を高めても、気密性が低ければその効果は半減してしまいます。
つまり、快適に暮らせる家を実現するには、断熱性だけでなく、気密性も高めることが非常に重要なポイントとなるのです。

◆「高気密な家」の3つのメリット
1:一年を通して心地よい室温に
気密性が高いと外気の影響を受けにくくなり、断熱効果がUP!
夏は涼しく、冬は暖かな室温を保ちやすくなります。
また、すき間風が出入りしにくいため、お風呂や廊下だけ寒いといった場所による気温差も少なくなり、ヒートショックのリスクも軽減。
家中のどこにいても快適さを感じて過ごせます。
2:省エネ効果が高い
室温が保ちやすいと冷暖房効率も向上するため、光熱費の削減につながります。
3:家が長持ちする
建物が老朽化する原因の一つが「結露」です。
結露は、湿気を含んだ空気が室内に入り込んだり、暖かい空気が冷たい外気に触れたりすることで発生するため、気密性の低い住宅は結露が発生しやすくなります。
結露は窓だけでなく壁や屋根の内部でも発生するため、構造部分がカビたり腐食する原因にも。
気密性が高ければ結露の発生を抑えられ、建物の劣化を防ぐことができます。

◆高気密な住まいを実現!東四国ダイケンホームのこだわり
当社では断熱性能はもちろん、気密性能も同じくらい重要と考えています。
窓やサッシ選びはもちろん、隙間風が入りやすいスイッチやコンセント部分には全て「気密カバー」を採用し、壁内からの空気の浸入を防いでいます。
実際に夏に専門業者による気密測定を実施したお家では、C値「0.6㎠/㎡」の高い気密性を測定しました!
C値には法律で定められた基準はありませんが、一般的に1.0㎠/㎡以下が高気密とされているので、それを大きく下回りました。
さらに、24時間全熱交換型換気システム「sumika」を導入すれば、基礎断熱工法との組み合わせで気密性をより高めることが可能です。
高気密な家は、断熱効果を最大限高め、冬暖かく夏涼しい快適な住まいを実現します。
これから家づくりをされる方は、ぜひ「気密性」にも注目してみてください。
東四国ダイケンホームでは、家族みんなが心地よく過ごせる高性能住宅をご提供しています。
お気軽にご相談ください。
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